
ワ―グナ―の舞台祝祭劇
《ニ―ベルングの指輪》の
第3幕の幕明けに演奏される
「ワルキューレの騎行」
です。
この曲は甲冑に身を固めた
ワルキューレたちが
翼のある馬にまたがって
空中を駆けめぐるようすを
えがいた勇壮な音楽で
単独で演奏される機会も
多い有名な曲です。
(6‘11")
登場する女神たちで、
戦場で死んだ英雄たちの魂を
神々の館ヴァルハラへ届ける
役目を持っています。
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《ニーベルングの指輪》は
ワーグナーが生涯をかけた
超大作で1848年、彼が
35歳の時に書きはじめ
完成したのは
26年後の1874年、
61歳の時でした。
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序夜「ラインの黄金」
第1夜「ワルキューレ」
第2夜「ジークフリート」
第3夜「神々の黄昏」の
4部構成で通して演奏すると
15時間かかり
通しで上演するとなると
少なくとも4日間を
要します。
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チャイコフスキーが初演時、
初めてバイロイトを訪れ、
演奏会について述べて
いますが、
その文章の一番最後に
「音楽が専門である私が
精神的にも肉体的にも
疲労困憊したので、
熱心に聴かれた
愛好家の方々の疲労は
大変なものだったでしょう」と書いています。
この大作を聴くには
大変な時間と体力
か必要なので
ある時期までは根気強い
ファンだけのものでした。
しかし、F•コッポラ監督の
「地獄の黙示録」
ベトナム戦争を描いた映画で
米軍のヘリコプター部隊が
ベトコンに向かうシーンで
流された音楽は
映像よりも
強烈なインパクトを
与えました。
ショルティ指揮
ウィーン•フィル
(5‘29")